母が6日に、体調が悪いと横になり、そのまま意識を失いました。

原因は脳幹出血でした。

医師からは、皆さんが集まるまで持つかどうかと言われましたが、生命力で何とか頑張ってくれました。

6日の母が倒れた時から、私自身が、母に対して、こうしてあげればとか、もっと気遣ってあげれば良かったとか、後悔の念が湧いてきました。母は苦労してきた人だから、楽しい人生だったのかな。とか。考えだしたらきりがなく、泣いてはがりいました。今度は私が恩返ししたい！だから、どんな姿でもいいから生きていてほしいと願っていました。その間とても苦しく泣いてばかりいました。

9日の朝、自分がめまいで起き上がれなくなりました。急いで病院に連れて行ってもらい、点滴を打ちながら、ふと、母への思いが溢れてきました。「お母さん、私お母さんの子で良かった。お母さん、私お母さんの分までお父さんに親孝行するから、子供達もちゃんと育てるから、お母さんありがとう！」と。決意と感謝の気持ちに自然と変わりました。

母が私の気持ちを感じ安心したのか、翌日の10日午前8時38分、霊山へと旅立ちました。

最後まで愛情深い母でした。

不思議なんですが、いつも母が近くにいるような気がしていて思い出しては泣いていたのですが、25日くらいから、母が近くにいる感じがしなくなったのです。それからは泣かなくなりました。

でも、倒れる前日まで元気でいたのに。

急にこんな事になるなんて。親孝行はしておくものです。

今年に入ってから、結婚指輪はなくす、大事に思っていた友人は引っ越して会えなくなる、そして母が亡くなる。

悲しい事はがりでしたが、友人に会えなくなり、母は亡くなりましたが、二人共、とても大事なもの残してくれました。会えませんが、相手を思い祈ることはできます。それをさせてもらえるだけ、本当に感謝です。

ありがとうございました。